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ハブラボ講師の中心は、日頃からアート活動を行っているありがとうファームのメンバーたちです。アートは自己表現ツールでもありますが、コミュニケーションのツールとしても万能。なにより楽しくて自由です。意志を伝えやすく、才能や成長が実感できるので、スタッフの得意分野と子どもたちの想像力が化学反応を起こして、ハブラボは毎回新しい発見の連続となっています。また、地元の色々な企業から提供を受けた廃材をアートの素材として活用し、地域に根ざした社会循環が生まれています。アートの力が、子どもたち、障がい者、参加している企業や地域、人をつないでいます。18 アートをハブに子どもたちのアイデア実験室であるハブラボは﹁アート﹂﹁レッジョ・エミリア﹂﹁インクルーシブ﹂3つの要素を取り入れ︑岡山市表町商店街の中で︑県内の企業より排出される廃材を活用しながら︑地域に根差した取り組みを実践しています︒ 子どもたちが子どものうちに︑障がい者や多様な人々︑社会に触れ合う機会をつくっておくことで︑将来︑その子らが大人になった時︑より良い社会をつくってくれるのではないか︒との想いから始まりました︒コツコツ︑一歩一歩︒大人の社会実験︑ひそかな願いを託す場でもあります︒ハブラボの要素

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